ぼくとネトゲの昔話_2
前回のあらすじ。
ゆりちゃんと出会った。
---
初めての対戦から1週間が経った。
その時ぼくは…
普通にオフゲーをしていた。
オセロとか別にそんな目新しいものでもなく、オフゲーのほうが面白いと思ったからだ。
が、オフゲーにも飽きは来ていて、何のゲームをやろうか?と思った時、ふとゆりちゃんとの会話事を思い出した。
そう、またね!といって別れたのである。
再度対戦できるのだろうか?と思い、早速ログイン。
人が多いロビーに入って、メンバーをチェック。
…、居なかった。
まぁそんなもんだろう。せっかくPCをつけたんだし、何度か対戦しよう。
案の定、誰かの部屋に入るのは憚られていたので、自分で部屋を建てて対戦をしていた。
そろそろ飽きたしやめようか…?と思っていると、
ゆり☆彡が入室しました。
3度見くらいしたよね。
ゆりちゃん「久しぶり!全然ログインしてなかったよね?待ってたのに!」
ぼく「ごめんなさい」
ゆりちゃん「いいよいいよ!早速対戦しよ!」
というわけで対戦した。
結果は全然覚えてないけど多分負けてる。
今考えると、ただのランクポイント稼ぎだったのでは?と思わなくもなくもない。
対戦が終わった後
ゆりちゃん「お疲れ様~そうだ、雑談しようよ!」
…、雑談?何故?オセロじゃなくて?よくわからないけど、悲しいかな女性と話す機会なんてリアルじゃそうなかったし、脳がチ*コに支配されていたぼくはもちろん快諾した。
雑談内容は…これも覚えてない。けど本当に雑談だったと思う。
雑談に花を咲かせていると、
***が入室しました。
***「ゆりちゃん!久しぶり!何してるの?」
ゆりちゃん「***さん!今ね、(ぼく)さんと雑談してたw***さんもどう?」
***「いいね!」
というわけで3人で雑談していた。
何時間か経った。
驚いたことに、雑談し始めた以降、1回もオセロで対戦しなかった。
永遠と雑談していた。
でも、オセロで対戦するより面白かった。
次の日、ぼくは似たような時間にログインしていた。
もちろん、ゆりちゃんと雑談するためである。
こうして、ぼくはネットゲームにおける、雑談の楽しさを知ったのだった…
つづ・・・く?